八重の桜 第３５回

私の中で、八重の桜の主役って「尚さま」だったのかな。

第３５回　襄のプロポーズ

明治８年夏。
耶蘇教の学校を作ろうと決意したジョーさん。

プロポーズしたことも家族に公表するジョーｗ
一緒にやれば早く片付くからとメリカナイズされてるジョー。
家事を手伝う男性は偉いぞ。

槇村は高橋弟なのか兄なのかわからなくなるキャラｗ

時尾と再会。隣には斉藤一改め藤田五郎（また改名したのかｗ）
２人の仲人が容保様ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!!!（平伏し）
再会したことと、何度も手紙を書いても尚さまからお返事がないことを時尾に話す。
斗南の暮らしは辛かった。あの時米の買い付けがうまくいっていればと自分を責めているのでは、と時尾は言う。
逆の立場になったらどう考えるか、大切な人を辛い境遇に巻き込みたくないもの、という時尾の言葉が胸を突く。
あの狂犬斉藤が笑っているだと･･･！？？？
ジョーは色んな人と仲良くなるのが上手いのね。

東京鳥越の平屋で、咳が酷くなるなか、筆を走らせる尚さま。
書かれている婦人とは八重のことかな。
息をするのも辛いだろうに。
尚さま、最期に「八重さん･･･」

覚兄から尚さまが亡くなったことを知らされる。
療養中の病院を出て、どうしても書き上げたかった『会津戦記』
ご近所さん、身寄りのない尚さまを葬ってくれてありがとう、と言いたい気持ち。
八重はそれでも学校で仕事をすると家を出た。
気を紛らわすためか。

帰宅したジョーは八重の元旦那の尚さまのことを話す横顔の覚兄さまイケメン。
『病で倒れたのではなく、あの戦で死んだ。ゆっくり時をかけた戦死だ』
ほんと、その通りだと思う･･･。

部屋で１人で尚さまを思って泣く八重。
「私はまた置いてかれた」

ある日ジョーにピクニックに誘われる。
着いた場所は三郎ちゃんが戦死した場所。
三郎ちゃんと会津藩士の戦死と向き合うよう諭される。
「貴方の心の中の戦も終わりません」
「私は三郎さんも会津も尚之助さんのことも知りません。
貴方の変わりに悲しむことはできません。
できるのはただ、悲しむ貴方の傍にいるだけです」
どのあたりですかねー三郎さんが倒れたのは、と戦っていた音などの残留思念を探し始めるジョーｗす、スピ？？ｗちょっとぶっとんでいて面白いｗ
それは耶蘇教徒だからこその発想なのかねぇ。
「亡くなった人達はもうどこにもいきません。
あなたの傍にいて、貴方を支えてくれます。
あなたが幸せであるように。強くなるように」
三郎、父、尚さま･･･
彼らの生きた記憶を心の中で辿る。

『あなたは、新しい時を生きる人だ』

こ、この声は･･･
尚さまｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ（涙）
ああっ、尚さまの魂は、八重のそばにいて支えているのですね。
幸せで、ありますように、と。

あーーーーーーーーーーーーー･･･
私の中で八重の桜が終わった。
私にとっての主役は、尚さまだったことに気付いた。
ようやく、長い長い会津の戦いが終わったような気がしたし、心の中の錘が消えたように思う。
あとはエピローグやな･･･。
まだDVD数巻あるけどなｗ


ジョー、改めてプロポーズ。
尚さまを忘れることはできないと断る八重に、いいのですと。
「忘れないでいてほしい」
川崎さんに喜んでいただけるような夫婦になりたい、私の伴侶に成る人は貴方しかいない、というすんげーキメ台詞をかましてくるジョーｗ
八重「はい」

え゛っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ！？？？？？？


すいません、この展開に私の心がついていけません（；▽；）
尚さま･･･。
気の移り変わりの早さ凄くないか･･･。
そういえばこのプロポーズのシーンだけは当時リアルタイムで観た。
たまたまテレビつけたらやってたので印象に残ったよ。




尚さまの詳細はかなり不明なのですが、八重の桜が放映する前後だかに新しい史料が発見された。
斗南藩に行き裁判沙汰になった記録あり。
会津のために生涯を捧げた男。
たまにでも実家に帰ったことがあんまりなさそう。戦の関係でなかなか行けなかったのもあるけど。神戸遠いしな。
八重同様、実家にも迷惑かけないために関わらない道を選んだのかもしれん。
天涯孤独ゆえ、裁判終了。
斗南で辛酸を舐め、藩のために奔走して買い付けた食料で詐欺事件に巻き込まれ、無実の罪を被り長い裁判と貧乏生活。肺炎で３９歳で死去か･･･。

長谷川さんの演じる尚さまが好きなんだと思う。すごく良かった。
尚之助は、きっと長谷川さんが演じていた姿と極めて似ているのかもしれないな。

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