長野まゆみ小説５冊感想

今日はなんだか秋っぽかった。
風も空も雲も。

嗚呼時の流れは早いですね。
あっというまに季節が移りゆく。

流れる時は止まらない。
環境は無常に変化していく。

今日４年前に信号待ちで止まった交差点に
同じく信号で原付で止まることが出来た。
４年前は人生の転機で、今年もまた転機であった。
４年前の私と今のわたしは別人だ・・・。
成長というより、本来の私に戻れたような気がする。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

長野まゆみ先生の
夏帽子・賢治先生・天然理科少年・
海猫宿舎・カンパネルラの
簡単な感想です。
ブログはじめる前に読んだもの。
いっきに感想書きます～＾＾

夏帽子　　　　　　　　　
紺野先生みたいな先生がいたら理科の授業が
もっと面白くなったに違いない。
ラスト(学校閉鎖の話)涙が出そうになりました。
長野先生の書く小説のラスト
靄や霞がかかっていてハッキリわかる終わり方で
ないものが多いですが、
夏帽子の終わり方は爽やかで切なく優しい感じ…！
オススメです。

賢治先生
好きな文体。
賢治先生と銀河鉄道のキャラとよく似た名前の
少年二人が出ます。
名前の発音のやりとりが好きですね。
もう一人の少年が女性が話すような云い方
するので、会話続きもどちらの少年が
お話してるかがわかるのでいつも以上に
すらすら読めました。(ぇ、)
ラストが…？…でした(汗)。
クローディアって誰みたいな…。

天然理科少年
タイトルから想像してたのとは
中身が違うので驚いた。
（理科室や理科の内容で奔走する
少年２人の天儀系のお話かと思った。）
父ちゃんかっこいいな。
梓はパパのことか～。
長野先生は母のいない家庭をよく描きますね。

海猫宿舎
パスカル先生GJ！
先生×生徒のカポー好きとしては
深夜の相談におおいに満足。
（BL要素微塵もナイですがｗ）
人間関係のもつれがあって主人公に共感(ぇ）。
心の成長を遂げたユンクとリリンが
仲直りするところが最高だね！
爽やか小説。

カンパネルラ
夜の河の描写がとてもキレイ。
どこか病的な感じｖ
兄さんと仲良しになって欲しかったな～。
なんで弟に冷たいのかがもっと知りたかった。

夏至南風
うおおおお暑くて気だるい雰囲気がよく
伝わってきます。
これ・・・エロいな～ｗｗｗ
官能小説ｗ
真夏の退廃的な温度の町はエロティシズムが
似合いますねって云っていいのかしら；
ラストの美形君の豹変ぶりが。。。
その彼を見た藍夏の反応が…ｗｗｗ

魚達の離宮、夜啼く鳥は～が
読みたいりぐらでした。

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