八重の桜 第４６回～第４７回

死の香り。

第４６回　駆け落ち

みねが里帰り出産。
でもみねさんは出産後しばらくして死亡。
この家は母と子が離れてしまう運命になっているのだろうか･･･。

久栄は徳富弟の健次郎と恋仲になっているのですね。
というか、徳富弟は兄と共に同志社英学校を入学をし退学していたのですね。
くまもんバンドの一味か、気付かなかったｗ

この当時からすき焼きってあったんですね。

英学校の男子生徒が、久栄と健次郎がいい感じになるのをやっかみ。
そうして時栄の話題を出して批判するという･･･。
久栄何も悪くないのにね。

さすがに祖母佐久は辛くてたまらんだろうな･･･。観るのが辛い。
佐久「あのむごい戦を生き延びたというのに」

八重から久栄に手渡される、みねの形見「万年筆」
みね「久栄のこと、よろしくお願いします」
こうして八重は久栄の力になりたいと伝えるも、それを拒む久栄。
久栄「母を追い出した人に頼るわけにはいかへん」
不貞な母親の娘だと一生言われるわけで、あの家も出たいと。
祖母もなんやかんやみね寄りだと見えたし、母時栄もいない。
実質いまはあの家の中では独りみたいなもので。
そんな久栄にとって健次郎は心安らぐ存在なんだろうね。

ジョー父も急死か･･･。身近な人の死が続くのは辛いね。
父のキセル吸ってゲフゲフしてるジョーさん。寂しそう。

健次郎と久栄が結婚するために、健次郎について東京に行くと言うも八重に反対される。
久栄「山本家から追い出したおなごの娘や、厄介払いできてええやないの。　
うちも追い出してください。
おばさまに口出しされるゆわれはないわ。母親になったつもりなんか」
この嫌味は昔からの鬱憤がこめられてそう。
形見の狭い生活してそう。
でも健次郎は早々、まだ結婚は無理ですと逃げる。えええ。

ジョーと八重は静養のため北海道へ。
そこで幼馴染のユキさんと再会。無事でなにより！
こちらも薩摩の男性と結婚していて、不思議なものです。

健次郎は決心ついたのか、東京についてきて欲しいと久栄に手紙を送る。
八重の前になると健次郎はその気持ちが鈍るのか･･･目が泳ぐｗ
小説で食べていく自信がないのが本心。そりゃそうだ。
健次郎「食べるために小説ば書いとるんじゃなか、小説ば書くために食べると」
本当に小説を書くのが好きなんだね。
八重は２人の結婚を許す。
八重「駆け落ちはダメだ、里帰りができなくなる」
苦労と不幸は違う、かぁ。
･･･で、結局健次郎は１人で東京に行ってしまいました。
久栄は寂しいながらも相手の気持ちを尊重。
そこで八重におおきに、と頭を下げる久栄。
これで少しは八重と心の距離が近づいたでしょうか･･･。
八重「自分が傷つくよりずっとつれぇ･･･」
佐久「母親はみんなそうだ」
こうして佐久の気持ちもわかった八重さんでした。
まぁ八重さんは尚さまに置いてかれた事件があったので、余計久栄の気持ちがわかるよねぇ。



第４７回　残された時間

伊藤博文は大隈さんと政府から追い出したのにまた引っ張り出してくる。
方向性は違うけど能力は認められてるのか。

みねの息子は山本家の養子として引き取った。彼が跡取りになるのだな。

国会が始まる前に事を成したいジョーは仕事に勤しみます。
これが寿命を縮めているのだろうか。

久栄は秋には神戸に。
父が力もってると、英和女学校への進学も余裕だよなぁ。

新島夫妻、資金集めのために東京へ。
大隈さんいいひと！
ジョーさんの人柄と熱意によって、金持ちから億を超える額を得られました。すご。
今大河やってるジブザワさんの名前も載ってましたね。
ジョー、かなり心臓が悪いようで･･･。
でも無理してでもやり遂げたいことがある。

勝先生のご自宅に、象山先生の塾から持ってきた額が飾ってありますね。
勝先生の提案で蘇峰の発行している本で集金をすることに。
そこで体調の悪いジョーの療養のため、鎌倉を紹介してもらい･･･何故か槇村がｗ
もう退場したと思ってましたｗ寄付をわざわざくれるとは優しい。

明石からジョーの心臓が、次の発作が起きたらもう命がないと伝えられる八重。
その感情を隠すように鼻歌を歌っても、もうジョーから見抜かれてる。
こういう時は伝えられるほうが確かに準備できるよね。
ジョー「怖いことは死ぬことではなく、覚悟もできず支度もできず突然命を絶たれることです」
そこで明石から伝えられたことを正直に伝える八重。

山路愛山、役者さん似てるｗ
この方は幕府方として戦ったんですね。

ジョーのことが心配で眠れない八重。
もう少しで大学に手が届くのに･･･
なにひとつ容易くできたことはない、邪魔され罵られ･･･
全ては主のおぼしめしだと思えば試練も喜びに変えられた。
でも･･･耐えられない。ここまで来て、学校ができるのを見届けられないなんて。
こんなところで･･･こんなところで死ぬんなんて！
主は何故もう少し時を与えてくださらないのか。
主が私に追いついてしまう。
書かなければ･･･まだまだ支援を頼む先がある･･･
徳富さんのおかげでいっきに賛同者が増えた。この機会を逃すわけにはいかない、今やらなければ」

もういい、もうやめてくなんしょ、ジョーの心臓が敗れてしまう
大学なんがいらね、
ジョーの命が削られるぐらいなら大学なんかできなくていい

１年でも１日でも長く生きようと何故思ってくれねえのですか？
私はジョーを失いたくねえ。
同志社は大事だ日本は大事だ、だけんじょ、此の世のどんなことも
ジョーの命とは引き換えにはできねえのだし。
ジョー、大学は他の人でも作れる。ジョーでなくとも･･･。

私がいなくなってもその後に続く人が、つくりあげてくれる。
私もそう信じます、けれど、そのためには誰かが種を蒔かなければ･･･

私がやらなければならないのです。

これは、ジョーの戦だった。
戦なら、おじけづいて逃げるわけにはいかねえな。

最後の１日まで、ともに戦ってください。

翌年明治２２年、憲法発布式。
人民の声が国を動かす時代へ･･･。

心臓に爆弾を抱えているのに、１人で関東に募金を募りに行くジョー。
「留守をお願いします」
寝込むお母さんがいるからこそ、八重とは一緒に行けないんだろう。
あああ･･･またジョー痩せてる；

最短4分で広告を掲載できる『忍者AdMax』